焼入冷却は180℃低温塩浴を使用し、肉厚部品でも深部まで焼きが入り、さらにマルクェンチ方式なので歪みと硬さむらが少ないことが特徴です。
適注式ピット炉:浸炭濃度と深さを徹底管理。普通焼入(ズブ焼入)にも対応。有効寸法:Φ600×1100H
ねじ部などの必要箇所に、予め防炭処理を施します。処理品の寸法・形状そして変形などを考慮しながら、治具にセットします。
焼入槽:180℃の塩浴焼入です。油冷却に比べて均等に冷却出来、焼割れ、変形を最小限に抑えます。
処理を行うと、曲りなどの変形が起こる場合が多いので、職人の手作業による焼曲がり矯正で、必要精度に仕上げます。