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ものづくり道場  2017年

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2017/4/8「ロボットについて」

テーマ「ロボットについて」
講師 SE部 矢部武 部長

30年以上ロボットシステムに取組む自動化システム事業部のリーダー的存在が矢部部長。自身のスキルはだれもが認めるところでありますが、これからはデジタル世代にこそ益々進化するロボットシステムは抜群の相性だと提唱しています。

■講義内容

1ロボットのタイプ

  • ・省スペースで汎用性がすぐれ、ポジションの再現性が高い低価格の直行座標型ロボット(XYZロボット)。
  • ・高速なアームの動きで高精度、一部はクリーン環境にも対応、箱詰めから取出し~仕分けの水平多関節型ロボット(スカラロボット)。
  • ・6本軸で稼働範囲が広く自在に動く垂直多関節型ロボット
  • ・人の動きをまね易く、協調制御で両手が使える、低出力省人化双腕ロボット。

2ロボットの必要性

無人化、省人化、繰り返し高速で正確に動き24時間稼働
プログラム、ティーチングポイントを切り替えて多品種設備に柔軟に対応。

3産業用ロボットの「ティーチング」について

4これからのグローバルな安全基準、安全設計を重視したビジネスの可能性

5誰でも習得可能なプログラミング

社内でロボットの安全講習を受けられます

6さらに人工知能やIoTで情報やデータを駆使した高性能なロボットシステムへ進化

7ロボットにニーズにマッチした仕事を与えるシステムインテグレータの必要性

わやりやすいイラストで解説する矢部部長 あらゆる質問に対してホワイボードで丁寧に解説 指のイラストといい矢部部長はイラストが得意?

日本は製造業における人員不足を見越し、上質な自動化システムを構築することで「生産性」「品質」「付加価値」を上げつつ、貴重な人員は「マーケティング」「商品開発」「システム構築」などに注力する時代になりました。

これからの自動化システム事業部は、デジタル世代がロボットシステムインテグレータを進化させていく環境を整備し、自由な発想でシステム構築を実現していくことに注力していきます。

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