講師 熱処理事業部 部長
秦 研二 (金属熱処理一級技能士)
ハイテック精工の両軸の一つである熱処理事業部。
社長が名刺交換する際に「ハイテックさん熱処理もやっているの?」と聞かれるのでその都度「経験と実績で十分お応えできますのでどうかよろしくお願いします」ということが多く知名度がいまひとつ全国的でないと痛感するそうです。そこで自動化システム事業部のスタッフにも熱処理を理解してもらおうと秦部長の道場が開場しました。
熱処理とは様々な金属素材の性質を、加工するものによって軟らかくも硬くも変えていくことであり自動化や機械化が進むこれからも決してなくならない技術です。金属の性質を変えるにあたっても熱の温度から冷まし方まであらゆる専門技術が必要であること。またハイスソルト焼入においては国内屈指の技術と熱処理宅配便によって全国から受注していることなど知らないことばかりでした。
ISO9001を取得によって改善されたこととして、クレームや社内チェックにより一層注意喚起され無駄を省くことができ、綿密な仕様書によってスタッフ全員が把握できるようになったことでうっかりミスが激減したことがあげられました。これは自動化システム事業部の設計仕様書にあたり、無駄やミスを省く見習うべき点であると認識されました。
今回の熱処理テーマは社内の両軸であるそれぞれの事業部の仕事を共有することで、相互の仕事に活かすこと、また異業種であっても学ぶべき採用すべき仕組みがあること、そこが一番の収穫であったとおもいます。
さらに詳しい熱処理については熱処理事業部のホームページでじっくり学びます。
http://www.hightech-seiko.co.jp/ht/index.html
「知らないことは学ぶ」「わかりやすく教える」ものづくり道場はこれからも続きます。